シヴァ神像(大自在天)

シヴァ神は、大自在天(マヘーシュヴァラ)とも呼ばれ、輪廻の束縛から完全に解放されているという点で、欲界に存在する他の神様と異なっています。

シヴァ神は、霊的な修行法であるヨーガの根本グル(導師)であり、シヴァ神が描かれたポストカードポスターでは、神聖なルドラークシャ(菩提樹の実)の数珠やクンダリニーの象徴である蛇を身体に巻きつけたヨーガ行者の姿に描かれています。

また、シヴァ神は、時間や空間に左右されない絶対的存在であり、その本質は、形を持たない至高の意識であるともいわれています。

そのため、シヴァ神の信奉者やシヴァ派の修行者からは、シヴァ神は、そのエネルギーの象徴であるシヴァリンガムの形で祭られることも多いようです。

ヒンドゥー教におけるシヴァ神は、破壊の神様として恐れられていますが、たんなる荒くれ者ではなく、その真の願いは、全ての衆生の苦しみを消滅させ、すべての衆生を至福の世界に導くことです。

また、 そのためにシヴァ神が破壊する対象は、全ての衆生にとって苦しみの原因となる悪いカルマ(悪業)であり、苦しみの世界へ縛り付ける束縛なのです。

これは、シヴァ神が破壊の神として恐れられる一方、もっとも崇高で慈悲深い神様として熱烈な信仰を集めているゆえんでしょう。

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